産直市場の定点観測 5月の野菜 でんまぁと安城西部のばあい

産直市場
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「産直市場にこんな野菜が置いてあったよ~」という速報的な情報を置いておきます。

この記事だいたい3行で
  • 5月後半の産直は菜っ葉系が多め
  • 大根、キャベツなど大きい野菜が充実。じゃが・たま・にんなど定番も揃う
  • 一般的な5月の旬野菜とでんまぁと安城西部の紹介

5月3週 愛知県の産直野菜

5月後半の愛知県の産直市場でんまぁと安城西部には、次のような野菜が置いてありました。

(以下、画像はすべてイメージです)

旬の野菜

5月3週の産直野菜は、まだまだ春!という感じのラインナップになっていました。

春感のある産直のようす
  • 菜っ葉系の種類が豊富
  • ブロッコリー、カリフラワー系もまだまだ充実
  • 初夏を感じる生茶葉、イチジクが登場

菜っ葉系野菜

5月3週の産直市場には、次のような菜っ葉系野菜が販売してありました。

ほうれん草、小松菜、ネギ(青)、水菜、わさび菜、大根葉、レタス、ケール、春菊、ニラ…など

菜っ葉系の中でも販売量には差があり、春菊などの冬から春にかけての野菜は少なめに。

夏に向けて旬が到来するレタスなどは多めに販売されていました。

ブロッコリー、カリフラワー

冬~初春のイメージが強いブロッコリー・カリフラワーも充実していました。

ブロッコリーは産直優秀野菜です。スーパーで購入するのと比べて鮮度・価格共に段違いで良い。

茎が細長いタイプのスティックセニョール、カリフローレも少し売っていました。

少し調べてみたところ、これから夏・初秋にかけては春に種をまいたブロッコリーが出回る時期ということです。しばらくブロッコリー・カリフラワーも安定して購入できそうですね。(参考URL:https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/broccoli.htm)

初夏を感じる生茶葉・イチジク

今の時期だからこそという野菜・果物としては、生茶葉とイチジクが目を引きました。

生茶葉はいわゆる緑茶の葉っぱです。お茶として使うのも良し、天ぷらにするも良し。

ノンフライヤーなど温風調理ができる機器があるなら、自家製の煎茶も簡単に作れます。

イチジクは夏が旬のものが出始めていました。

産直市場の果物はシーズン終わりよりも、シーズン初めのものの方が断然味が良いです。ですから、今の時期に産直でフルーツを買うなら、イチゴ(冬終わり~春)よりイチジク(初夏~)がおすすめ。

定番野菜

スーパーであれば通年で置いてある定番野菜は、今の時期なら産直でも充実しているようです。

定番野菜のじゃが・たま・にん(じゃがいも、たまねぎ、にんじん)が産直に出そろっていました。意外とレアな時期なのかもしれません。

新玉ねぎ

スーパーよりも、やや大きめのものが多い印象。(と言うより、最近の玉ねぎ小さすぎる)

現在たまねぎの価格が高騰しているため、産直の玉ねぎはお買い得です。

新じゃがいも

一口サイズの小さいものが詰め合わせで売っていました。大きいサイズがあまりないところを見ると、まだ出始めの模様。

形が良いものが多かったので、煮っころがしやポテトフライなどに向いていそうです。

にんじん

スーパーと同じ~大き目サイズが売っていました。愛知県(三河地方)の産直には、ニンジンはいつでも売っています。

夏以降になると、地元のブランドにんじん”へきなん美人”が大量出荷されるのでその時がねらい目です。

キャベツ

小さめ~大きめまで多様なサイズが販売されていました。価格は1玉120円程度~と安く、さすがキャベツ大国の愛知県といったところでしょうか。

例年夏の中旬くらいまでは大量に並んでいる印象です。

大根

特大サイズの大根が多数販売されていました。

この時期の大根は”春大根”と言うらしいです。

冬の大根に比べてシャキシャキしている特徴があるが、葉っぱに近い上の方(くび)は繊維が気になりやすいのでよく加熱する必要があるとのこと。(現地の説明書きを参考)

なす

ナスはいつでも売っています。5月もやっぱり売っています。

この時期のなすは形がよくて傷が少ないものが多い印象です。筆者はヘタの部分がチクチクしない”とげなしナス”を良く購入します。

5月が旬の野菜 一覧

これから産直市場に行ってみようという方のために、この時期に旬を迎える野菜を一覧で紹介しておきます。

5月の旬野菜
  • 新じゃが
  • アスパラガス
  • にんにく
  • さやえんどう、そらまめ、インゲン豆など緑の豆類
  • みょうがなど、山菜類
  • ズッキーニ
  • セロリ
  • トマト
  • ナス
  • ピーマン
  • キャベツ
  • レタス各種(サラダ菜など含む)
  • チンゲン菜
  • イチジク
  • びわ

・・・など

注意:旬ならあるとは限らない

産直市場の品ぞろえは地域の気候や農業傾向に大きな影響を受けます。一般的には旬とされる野菜も、地域によっては販売されていない(=生産されていない)という場合もあります。

逆に、一般には知られていない野菜でもその地域では初夏の旬!ということもあります。

地域で特産品となっている農産物は、地元の農協や農家さんが生産ノウハウを持っているので産直市場に出回る野菜も高品質のものが多くなります。産直のある地域の特産品を把握し、それを重点的に買うのがおすすめです。

JAのホームページでは、自分の住んでいる地域の特産品を調べることができます。レッツ調査!

お近くのJAを探すhttps://org.ja-group.jp/find

でんまぁと安城西部 の紹介

最後に、今回行ってきた産直市場について簡単に紹介します。

でんまぁと安城西部は愛知県安城市福釜町にある産直市場です。産直市場には様々な運営形態がありますが、こちらのでんまぁと安城西部はJAあいち中央が運営しているファーマーズマーケットとなります。

道の駅などは併設されておらず、観光地化されていないのが好印象。住民生活に根ざした産直市場です。

運営者情報等の公式情報はJAあいち中央のホームページを参照してください。

JAあいち中央公式ホームページ http://www.jaac.or.jp/

とにかくでっかい産直

画像をググっていただければ(下記リンク)すぐにわかるように、超巨大産直です。

でんまぁと安城西部 - Google 検索

田んぼのど真ん中にドーン!と所在しており、店舗面積も駐車スペースも広大です。土日や休日は店舗前のスペースにて、キッチンカーや屋台が日替わりで出店しています。

国道23号線の降り口からすぐなのでアクセスが良く、別の市町村からでも利用しやすいです。

品揃え豊富 珍しい野菜・おしゃれ系ハーブにも強い

でんまぁと安城西部は広大な販売スペースの約6割を野菜販売に割いています。地元農家さんの底力もあり、毎日販売スペースいっぱいに野菜が出品されています。その結果、品ぞろえがとんでもなく豊富です。

定番野菜が切れ目なく販売されているのはもちろん、スーパーでは見かけないような珍しい野菜も多数販売されています。

先に紹介したスティックセニョール、カリフローレをはじめとして、定番野菜の亜種的な野菜も豊富です。

ファーストトマト:房の多い巨大トマト肉厚で甘みが強い

ファーストトマト、ケール、スイスチャード、生きくらげ(国産)など、スーパーでは見つかりにくく通販で購入すると高価な野菜も手ごろな価格で購入できます(あれば)。

ほとんどの野菜が少量(ケース売りではなく2~3個で)販売されています。ふつうは贈答品でしか販売されていない野菜も、気軽に普段使いできますよ。

料理用のおしゃれハーブの品揃えも豊富です。おそらく、県内産直市場でナンバーワン。

比較的よく知っているパセリ・イタリアンパセリから、これはもこみち君しか使ってないだろ的なハーブまで。多種多様なハーブが販売されています。

でんまぁと安城西部の最新情報はInstagramで確認できます。

でんまぁと安城西部Instagram https://www.instagram.com/denma0941/

産直で地元の野菜を買おう~!

5月後半の愛知県の産直野菜情報でした。

この時期は新じゃがなどの定番野菜と、菜っ葉系が豊富。使い道が分からなくて困ってしまうような野菜が少ない時期です。産直デビューにもちょうどいいかもしれませんね。

また産直市場に行った時には情報を更新します。

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