やるか?やらないか? 献立を作るメリットと課題

献立
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6年間献立を作り続けた結果、ベストな作り方を会得しましたのでまとめておきます。

このテーマに関する記事のまとめページはこちら↓

この記事では、献立を作るべきかどうかをメリットと課題の観点から検討します。

家事も断捨離の時代 献立はやるべき?

やればやるほど良い時代ではない (Oberholster VenitaによるPixabayからの画像)

さまざまな家事の無駄を省く、”やらない○○”が流行しています。物だけでなく家事にも断捨離が勧められる時代のようですね。

献立作りも家事の一つではありますが、はたして断捨離するべきでしょうか?

どんな家事でも削減すればするほど良いと考える断捨離教の信者(または、どんな家事でもやればやるほど良いと良いと考えるていねいな暮らし教の信者)で無い限り、

メリットと課題(面倒くささ)を検討しつつ、やるべきかどうかを判断すると良いでしょう。

献立を作るメリット

DorotheによるPixabayからの画像

献立を作るメリットには、次のようなものがあります。

  • 調理に集中できる
  • 食材を使いきれる
  • 食費の節約につながる
  • まとめて作っておくと恩恵が大きくなる

それぞれの内容はアコーディオン内に格納しておきますので、時間がある方は読んでください。

調理に集中できる

献立を作っておくと、計画通りに調理できます。

切ったり炒めたりをしながら、「あれを作って、これを作って…もう一品ほしいなぁ」なんて考える必要はありません。

調理の時間はシンプルに調理のみをしたい方、1つの作業に集中して取り組みたい方には献立は役に立ちます。

一方で、冷蔵庫にあるものでパパっと作るのが楽しい方には大したメリットではないかもしれません。

食材を使いきれる

献立を作ることで、計画的に食材を使うことができます。

食材が余る、使い道が無いままダメになってしまう…といった事態を避けたい場合は、献立表が役立ちます。

一方で、余った食材でもう一品作ってみよう!といった、料理中のアドリブを楽しみたい場合には、献立表に息苦しさを感じるかもしれません。

食費の節約につながる

献立を作ってから食材を購入するようにすれば、気まぐれに食材を買いすぎることが少なくなります。結果として、食費の節約につながります。

まとめて作っておくと恩恵が大きくなる

献立を作っておくと、料理を始める前段階の準備時間が短縮できます。

「今日の晩ごはんどうしよう…」と考える時間は意外と長いものです。日々のごはん支度が負担となっている方には、献立が助けになります。

毎日よりも毎週、毎週よりも毎月、まとめて作っておくことで恩恵が大きくなります。

ようするに、献立作りには計画的で効率的な料理ができるメリットがあります。

ただし、料理中のアドリブ感や臨機応変な調理を楽しみたい人には、メリットとして感じられないかもしれません。

献立作りの課題・面倒くささ

面倒くさかったらできないニャン…(PexelsによるPixabayからの画像)

献立を作ると毎日の料理を計画的・効率的にできる可能性があります。

しかし献立作りには特有の面倒くささがあり、習慣化しにくい課題を抱えています。

献立作りにまつわる面倒くささと課題はこちらです。

  • レシピ検索が面倒
  • アプリやレシピ本の献立は自分の状況に合わない
  • 献立の作り方がわからない・難しい

こちらも詳細はアコーディオン内に格納しておきます。

レシピ検索と組み合わせが面倒

食材を無駄なく使い切るような献立を作ろうとすると、たくさんのレシピを検索して組み合わせる必要があります。

これにはなかなかな時間と気力が必要で、献立作りを習慣化しにくい理由の一つになっています。

1週間分、ひと月分と献立の期間が長くなるほど、献立作成のハードルは上がってしまいます。

献立作りを習慣化するには、楽に作成できるように工夫された方法を知る必要があります。

アプリやレシピ本の献立は自分の状況に合わない

世の中には、献立を紹介しているレシピ本や献立を作ってくれるアプリがたくさんあります。

しかし、これにも課題はあります。

レシピ本やアプリで紹介されている献立は、一般的な感覚で言うと”かなり凝った料理”である可能性が高いです。一汁三菜、揚げ物、煮込み料理、普段は購入しない食材などの面倒な要素が含まれる献立では、毎日継続できません。

また、レシピ本やアプリで紹介されている献立をアレンジするにも、試行錯誤の時間が必要で労力がかかります。

出来合いのレシピがあれば、ポンっと献立が作れるような方法が必要です。

献立の作り方がわからない・難しい

そして最大の課題は、献立の簡単な作り方がよくわかっていないことです。

現在はさまざまなところにレシピが無限に転がっています。

しかし、

  • レシピをどうやって組み合わせれば、自分の生活にしっくりくるのか?
  • 献立を早く・楽に作れる方法は?
  • 計画倒れにならない現実的な献立を作る方法は?

といった疑問に答えてくれる情報は、ほとんどありません。

献立作りを楽にするには、献立の部品となる情報(レシピ、献立の例)ではなく、献立を組み立てるためのやり方・実践方法が必要です。

ようするに、自分の生活スタイルや冷蔵庫の状況に合った献立を上手く作れる方法が共有されていないために、献立作りは面倒くさいのです。

結局やるべき? 献立作りのメリットと課題まとめ

この記事では、献立作りの家事をやるべきかどうかを判断するために、メリットと課題を列挙しました。

献立作りをすると、毎日の料理が計画的・効率的になるメリットがあります。

食材を無駄なく使い切りたい、食費を節約したい、毎日の料理について考える時間を減らしたい、といった希望がある人にはメリットが大きいです。

その場で献立を立てて料理するアドリブ感を楽しみたい、臨機応変に料理することに快感を覚える人にはメリットは薄いです。

ただし、献立作りは、それそのものが相当に面倒くさい家事です。献立作りにまつわる特有の面倒くささは、献立作りを継続するうえで大きな課題となっています。

課題を解決してメリットを最大化するためには、レシピ情報を増やすのではなく、やり方・方法についての情報が必要です。

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